蔵王山(熊野岳) 1841m   2014年7月23日        蔵王で見られた花はこちらです            

昨日、関東が梅雨明けしたという。こちら山形も天気がもってくれたらいいと願っていたが、朝から濃霧! この濃霧はひどかった。始発の蔵王ロープウエーに乗ったが、強い風が吹き、ゴンドラはゆれ、おまけに外は何も見えない。山頂駅での気温は、15℃であった。降りた客は我々だけだった。ちょっと不安を感じながらも、山頂目指して出発。道は、木道がしばらく続き歩きやすい。木道の周りには、ハクサンチドリやハクサンシャクナゲなどが沢山咲いていた。ワサ小屋跡からちょっと先に頂上近道という標識があったので、その道を進んだ。回りは2mくらいしか見えない濃霧! 石に書かれた○のマーキングだけを頼りに歩くこと15分ほどで神社の鳥居に着いた。ここが熊野岳(山頂)だったのだ。誰もいず、これからどちらの方向に行ったらよいか迷うようなガスで不安になったが、しばらくして、数人の登山者が非難小屋方向から上がってきた。ほっとした。これから、この濃霧で何も見えないので避難小屋経由で駅まで戻ることにした。避難小屋近くでは、10人くらいのパーティが馬の背方面に下りていった。避難小屋から、駅への道は、しっかりしていて、電柱のような大木が立っており、道も石を敷き詰めた階段状縫いなっていた。降りる途中、仙台市の小学生が教師に引率され30名近くこの風と濃霧の中登ってきたのにはびっくりした。

蔵王ロープウエー駅 だんだん霧が濃くなってきた
山頂駅での気温  15℃を示している 駅前も霧のため視界が悪い
地蔵山を巻いていくコースを取る 熊野岳直登の近道
熊野岳神社(山頂) 誰もいなかった
熊野岳神社 避難小屋から馬の背方面に下りていくパーティ
避難小屋付近にある苅田岳への道標   避難小屋
ロープウエー駅までの道
ワサ小屋跡から地蔵だけを巻くコース(木道で歩きやすい)
蔵王地蔵尊 地蔵岳を巻く登山道が見える
帰りのロープウエも濃いガスで何も見えない  ロープウエのワイヤーだけが見えていた