剱岳 (2999m)   平成26年9月2・3・4日             剱岳に咲いていた花              

9月2日 自宅(3:25)-(7:25)扇沢(8:00)-室堂(10:10)-雷鳥沢キャンプ場(10:54)-(12:58)別山乗越(13:29)-(14:40)剣山荘
9月3日 剣山荘(4:34)-一服剱(5:03)-前剱(6:17)-前剱の門(6:25)-平蔵の頭(7:17)-カニのタテバイ(7:58)-(8:22)剱岳頂上(8:41)-カニのヨコバイ(9:02)
    -平蔵のコル(9:24)-平蔵の頭(9:33)-前剱(10:22)-(12:10)剣山荘(12:26)-剱沢小屋(12:57)-別山乗越(14:10)-雷鳥沢キャンプ場(15:37)-
    (16:12)雷鳥荘
9月4日 立山・黒部アルペンルートにて扇沢に出て車で帰宅

 ”夢に描いた剱の山によ・・”とよく学生時代に歌った剱にやっと登ることが出来た。しかも、この山は友人が厳冬期の小窓尾根で命を落としており私にとって忘れられない山である。8月から天気の様子を見ながら日程を考えたが、なかなか定まらなかった。今年は、本当に天候不順である。結局8月には日程が取れず、9月2日になってしまった。事前の情報で、5番目鎖場をトラバースする箇所やタテバイ、ヨコバイなどが厳しいということで緊張していた。しかし、実際に5番目鎖場を通過した時にそれほどの高度感も感じず、全く不安を感じなかった。これで、今日一日の鎖場に対する不安が全てなくなったといってもいいと思う。平蔵の頭の上り下りも、映像で見るとかなりの斜面で大丈夫かと心配もしていたが、実際にその場に立つと意外と歩けるものである。山頂からは、東に鹿島槍、五竜、唐松、不帰ノ瞼そして白馬岳、西に富山湾、南に立山、遥か遠くに槍ヶ岳など、360度の眺望である。しかし、天気は午前中しか持たず、正午前には雲が出てきてしまい、剱沢からの素晴しい剱岳の姿は見ることが出来なかった。急いで山頂を後にして下山。この下山がまた大変なもので、体力的にも消耗してしまった。剣山荘を経て、剣沢小屋を通って別山乗越に登るのも疲れきってしまった。朝、4:34に小屋を出てからおよそ12時間かかって雷鳥荘に到着した。

(9月2日) 室堂より剣岳を望む(天気 快晴) 剣山荘途中から見た剱岳
剣山荘(泊) 9月3日朝  一服剱でやっと明るくなる
鹿島槍ー五竜間から太陽が出そうだ 別山、剱御前山別山尾根
前剱頂上から剣岳を望む 前剱の門、剱岳  手前は5番鎖場
前剱の門、剱岳  手前は5番鎖場   山頂を望遠で捉える
5番鎖場 それほどの高度感はなかった 「平蔵の頭」登り下部
「平蔵の頭」を登っている人が見える 剱岳側から見た「平蔵の頭」  下りてくる人や登っていく人が見える
「平蔵のコル」からの「平蔵の頭」を見る カニのタテバイ
カニのタテバイ  約20mの鎖場が続く カニのタテバイ   上から撮影 
タテバイの終着点  源次郎尾根 
右から平蔵の頭、前剱の門、前剱、剱御前、別山 奥に立山 立山、別山、剱御前 別山尾根  右奥から薬師、黒部五郎、笠、水晶岳 
早月尾根 剱岳頂上!到着
3等三角点 立山の後ろに槍ヶ岳(写真ではみにくい 残念!)
意外と広い山頂  鹿島槍ー白馬まできれいに見える 八ツ峰
唐松岳及び不帰ノ瞼 八ツ峰 バックは左より白馬三山、不帰ノ瞼、唐松、五竜、鹿島槍ヶ岳
いよいよ下山 カニのヨコバイ
カニのヨコバイ   ヨコバイに続く長い梯子
カニのタテバイを登る登山者
カニのタテバイを登る登山者   平蔵の頭
平蔵の頭の登り(右側)と下り(左側)   前剱の門?を通過
下り用12番目鎖「平蔵の頭」を望遠で振り返る 前剱の門と平蔵の頭の間の気持ちのいい稜線
望遠で平蔵の頭を登っている様子を撮る ヨコバイでの渋滞
鹿島槍と五竜岳 源次郎尾根
13番目鎖場「前剱の門」 前剱の門
前剱の門と剱岳 富山県警のヘリコプターが飛んでいた  遭難?
やっと、剣山荘が目の前に迫ってきた レスキューの方が急いで登っていった
剱沢キャンプ場    剱沢キャンプ場   残念ながら剱岳の全容は見えなくなってしまっていた
雷鳥荘目指して別山乗越を越え、やっと雷鳥沢の見えるところまで来た 雷鳥沢キャンプ場  あまりテントも張っていなかった
真砂岳大走り(浄土橋より) ミクリガ池から剱岳を見る
          剱岳の花はこちらからご覧ください