白馬岳ー小蓮華山ー栂池       2012年 7月30日〜31日                  

今年のメインである白馬岳登山である。
栂池高原までは、関越道ー上信道ーオリンピック道路のルートで来たら、4時間弱で到着した。前日に栂池高原に泊まり、朝、猿倉まで車で送ってもらった。
今回の登山は、梅雨明けをねらってこの時期に設定したが、これがピッタシ当たって、大変天気に恵まれすばらしい山行であった。
白馬山荘の方が、「今年一番良い天気だ」と話されていた。山荘からの眺望はすばらしく、圧倒されるほどであった。
剣岳、別山、大汝山、雄山、白山、槍ヶ岳、穂高山、鹿島槍、五竜、唐松、鑓ヶ岳、杓子、中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山・・・・・・あげればきりがない。
また、夜はガスっていて星が見えなかったが、朝方、3時頃起きて空を見上げると満点の星空であった、天の川、流れ星も見え、大変すばらしかった。
黒部、富山の街と思われる灯りも見えた。
そして、今回は、雷鳥を2回も見ることが出来た。二度目の時は、ヒナを親が自分の身体で守っている所であり、ガスが出てくるとヒナが歩き始めたのであった。
花では、コマクサの群落、チングルマの群落、そのほかたくさんの花が咲く「お花畑」はすばらしかった。やはり、この時期は花を見るには最高だ。

7月30日
猿倉(5:45)ー(6:48)白馬尻小屋(7:14)ー(9:51)葱平ー頂上小屋(11:56)ー(12:35)白馬山荘
7月31日
白馬山荘(06:11)ー(06:34)白馬岳山頂(06:47)ー(07:32)三国境ー(08:19)小蓮華山(08:32)ー(10:15)白馬大池(10:36)
ー(11:08)乗鞍岳ー(12:00)天狗原ー(13:25)栂池山荘(13:54)ー<栂池自然園一周>=栂池パノラマウエイ=(16:47)栂池高原

2012年7月30日

05時30分着
猿倉にて、登山カード記入、トイレをすまし出発。高いところにガスが
かかっており天気が心配だ。

05時45分出発。
05時55分

途中、花がたくさん咲いていてそのたびに写真を撮っていると
時間もかかる。
06時22分

タマガワホトトギス
06時27分

サンカヨウの実
07時30分

レイジンソウ
06時33分

オオバミゾホオズキ
06時38分

ミソガワソウ
06時52分

白馬尻小屋到着


白馬尻小屋からこれから登る雪渓を見る

ここで朝食をとる
07時22分

キヌガサソウ
白馬尻小屋を出て間もなく雪渓に出合う(7:30)
6本爪のアイゼンをはく
ここから、約1時間50分ほど雪渓上を歩く。


07時46分

冷たい空気となま暖かい空気が同時に
吹き付けてくる
08時12分

落ちてきた石が所々にあった
08時20分

雪渓が終わりアイゼンを脱いだのが9時20分
09時30分

ミヤマキンポウゲ
シナノキンバイと似ているが、葉っぱが違う
09時31分

イワオウギ
09時35分

クルマユリ
09時35分


09時40分

09時44分

10時09分

ミヤマガラシ
10時28分

このコースで唯一雪渓をトラバースする
10時29分

ミヤマクワガタ
10時32分

ハクサンイチゲ
10時09分

シナノキンバイ
10時49分

ベニバナイチゴ
10時58分

タカネシュロソウ
11時01分

ハクサンフウロとイワオウギ
11時02分

ジャコウソウ
11時03分

ミネウスユキソウ
11時03分
ハクサントリカブト
11時09分
ライチョウ(雷鳥)
11時13分

ミヤマアカバナ
11時15分

お花畑
11時16分

シロウマタンポポ?
ミヤマタンポポ?
11時22分

オオヒョウタンボク
11時30分

クチバシシオガマ
11時31分

ムシトリスミレ
11時31分

ハクサンフウロ
11時33分

オタカラコウ?
11時40分

ナナカマド
11時41分

イワカガミ
11時42分

アオノツガザクラ
11時49分

ミヤマオダマキ
11時51分

ホソバツメクサ
11時55分

ウルップソウ
  11時56分

やっと、村営の頂上宿舎に着く
   12時56分
12時01分

立山に登ったときに見た「イワヒバリ」
近くによってもあまり逃げない

ウルップソウとイワヒバリ
12時06分

タカネヨモギ
12時07分

今夜の宿となる「白馬山荘」が目の前に近づく
12時09分

ミヤマダイコンソウ
12時11分

タカネツメクサ
12時16分

イブキトラノオ?
12時19分

今夜の宿となる「白馬山荘」が目の前に近づく
12時22分

ウサギギク と タカネツメクサ
12時29分

ミヤマクワガタ
12時30分

コマクサ
12時34分

村営の頂上小屋を見る
14時56分

タカネシオガマ
  12時31分

ついに白馬山荘に到着 

この日は天気が悪く、雨が降り始めてきた
私たちのあとから登ってきた人たちは、雷雨に降られたとの
ことであった。
18時20分

雨はやんだが、ガスっている中、太陽が沈む瞬間
を見ようと、みな外へ出ていた。
そんな中、雷鳥がみつかったので写真を撮った。
この親の身体の下に、4羽のヒナが隠れている
18時25分

18時44分頃が、日没であったが、ガスが切れずに
きれいな太陽は見られなかった。
7月31日 

04時44分
日の出を見ようと朝早く起き外に出る。
大変よく晴れ渡り、山という山が全て見えた?

04時51分

東の空が赤く染まってきた。
04時57分

太陽が顔を出した。
04時58分

八ヶ岳と富士山
手前に美ヶ原
04時58分

立山連峰(三角形をした剣岳)
その左に別山、立山と連なる
05時05分

朝日を受けた杓子岳・鑓ヶ岳
05時07分

(右より)剣岳、別山、大汝山、雄山
6時11分頃、山草を出発

06時17分
しばらく登ったところで山荘を見る
目の前には剣岳がきれいに見えた

剣岳の右後方にうすく見えるのが白山と思われる
06時21分

手前左端が杓子だけ、その奥、中央に鑓ヶ岳
奥に、槍ヶ岳と穂高連峰
06時40分

奥信州の山
左より、焼山、火打山、妙高山、高妻山

06時53分

ツクモグサの咲き終わり
06時55分

イワベンケイ
イワギキョウ

花に毛が生えているものがチシマギキョウ
06時58分

小蓮華山

 奥に焼山、火打山、妙高山、高妻山が見える
06時59分

ミヤマアズマギク
07時05分

朝日岳方面
07時15分

タカネヤハズハハコ
(タカネウスユキソウ)
07時19分

チシマギキョウ
07時21分

ミヤマキンバイ と ハクサンイチゲ
07時23分

ミヤマダイモンジソウ
07時32分

三国境付近が、コマクサの群落だった。
これほど多くのコマクサは見たことがなかった
(コマクサの群落)

07時58分

白馬岳(右端)から左に、杓子岳、鑓ヶ岳、
鹿島槍ヶ岳
08時03分

これから向かう小蓮華山
08時06分

鑓ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間に槍ヶ岳と穂高岳が見える
08時10分

白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳
08時18分

ムカゴトラノオ
  08:19

小蓮華山頂 
遠くに白馬岳が見える
08時20分

小蓮華山から白馬大池を見る
   
08時22分

小蓮華山頂から・・・
右端が杓子と重なって鑓ヶ岳、
その奥に五竜岳と鹿島槍ヶ岳
08時41分

チングルマと白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳
08時46分

チングルマ
08時46分

チングルマ
08時50分

白馬岳(右端)と杓子岳そして重なって鑓ヶ岳
09時17分

下ってきた道を振り返る(小蓮華山が見える)
「坂の上の雲」というドラマのエンディングに出てきた
場所が、このあたりと思われる。
大変、歩くのに気持ちの良いコースである
09時37分

ゴゼンタチバナ
09時41分

遙か下に、白馬大池が見える
09時45分

ハクサンシャクナゲ
09時57分

コマクサ
10時00分

イワイチョウ
10時11分

ハクサンコザクラ

ほとんど、白馬大池の近くである。
  白馬大池 (10:15〜10:36)

ここから、乗鞍岳までの登り道は大きな石がごろごろ
しているところを登っていく。
  11:44

乗鞍岳からの天狗原までの下りは、とんでもない
道だった
このように、大きな石がゴロゴロしており、非常に
歩きづらい道となっている。
12時02分

天狗原に出た

ワタスゲ
12時04分

ワタスゲ と ヒオウギアヤメ
14時57分

栂池山荘に下り、一休みした後、自然園を一回りする

一番奥の展望台に行ってみると、昨日登った大雪渓が
目の前に見えた

ここから、パノラマウエイで栂池に下り(16:47)、
この日も、栂池高原で一泊する
8月1日

朝、もう一度山を見るために、リフトの駅まで行った見る

06時38分
大雪渓の上部が見え、雪渓をトラバースするところが画面の
中央部に見える
09時27分

白馬三山と小蓮華山が全て見える。

右から、小蓮華山、白馬岳、杓子だけ、鑓ヶ岳
09時47分

白馬三山と小蓮華山が全て見える。

右から、小蓮華山、白馬岳、杓子だけ、鑓ヶ岳
10時16分

白馬岳から小蓮華山、乗鞍岳・・・・と、
昨日歩いた山が全て見えた。