水芭蕉の尾瀬ヶ原  平成21年(2009年)6月1日  

尾瀬といえば、水芭蕉。その水芭蕉を見ようと尾瀬にやってきた。至仏山には、まだ所々に雪が
残っている。鳩待峠から山の鼻までの下り道も、水芭蕉だけでなく様々な花が咲いており、止ま
って写真などを撮ってみたが、あとから次々と人が来て、落ちついて花など見られない状況であ
った。山の鼻に下りて、すぐ研究見本園へいき朝食をとった。水芭蕉があちらこちらに咲いてお
りそれを見る人の数も多い。少し見学をしすぐに出発。猫又川を渡り、牛首分岐を通り竜宮小屋
まで歩く。竜宮小屋から富士見峠に行く長沢新道を少し歩いたところから尾瀬ヶ原を見るとよく
本などに載っているような至仏山と尾瀬ヶ原・そして水芭蕉が見られる。それは見事である。
ここで昼食をとった。
少々、その景色を見たあと、ヨッピ吊橋まで行きそこから牛首分岐まで歩く。景鶴山も目の前に
見えていた。学生の頃、景鶴山を歩いたが、ハイマツと石楠花などで足が地に着かず大変苦労し
て歩いたことなどを思い出した。帰りがけにもう一度研究見本園を歩き水芭蕉の花を飽きるほど
見て歩いた。山の鼻から鳩待峠まで登って帰路についた。来たときに見られなかった花なども写
真を撮りながらゆっくりと鑑賞しながら登った。特に、「ウスバサイシン」という花を初めて見
たが、これは山地のやや湿った林下に生える多年草で、別名をサイシン(細辛)というのは,
根を漢方で細辛とよび鎮痛,鎮咳,去痰に用いるためだそうである。
数多くの花などが観察できた今回の山行は天気にも恵まれ大変良かった。
 

ユキササ ツルシキミ
サンカヨウ ワタスゲ 
トクサ  シャクナゲ
タテヤマリンドウ 
 ショウジョウバカマ
 ニワトコ
コミヤマカタバミ
ショウジョウバカマ
キクザキイチリンソウ
オオカメノキ
ミヤマエンレイソウ ユキザサ
ウスバサイシン ウスバサイシン
サンカヨウ ムラサキヤシオ
オオバキスミレ マイヅルソウ 
イヌブナ スミレサイシン
ユキザサ ノブキ
ハウチワカエデ コヨウラクツツジ 
オオカメノキ オオカメノキ
エンレイソウ ミネザクラ 
コマガタケスグリ コマガタケスグリ
コマガタケスグリ オオバクロモジ
オオバクロモジ オオバノヨツバムグラ 
ツクバネソウ
ウスバサイシン
 ミネザクラ オオカメノキ
 ニリンソウ ヤマドリゼンマイ 
 リュウキンカ
 リュウキンカ
ショウジョウバカマ  ヤチヤナギ雄花