唐松岳     2696m    2013(平成25)年7月12日・13日                   

八方尾根・唐松岳周辺に咲いていた花  花の写真はこちらでご覧下さい

今年の梅雨が例年より早く明けた。しかし、何かおかしい? よく、「梅雨明け1週間」は天気が安定し、雷も起きないと言われており、登山には最高の時であるといわれていた。梅雨明けを待って、唐松岳登山を計画したが、天気が気になり、毎日、白馬村や唐松岳山荘のHPなどを見ていた。そして、「晴れ後曇り」、「曇り後晴れ」という予報を見て、計画を決行した。車で、家を5:30頃出、9:00ころ白馬に到着した。天気は、まあまあ。八方アルペンラインで八方池山荘まで行く。白馬乗鞍や小蓮華山方面はかすんではいたが見えていた。期待をもって八方池まで、登っていった。しかし、鑓ヶ岳や杓子岳、天狗尾根あたりの上部は雲をかぶり見えない! でも、これでも見えていたのは幸いで、その後、登るにつれ、ガスが出てき、ついには山荘に着いたときは、雨が降り始めてきた。
唐松岳へのピストンをしたが、雨も降り、何も見えない中での山登りも悲しい。 3年前の、利尻富士に登ったときのことを思い出した。あのときは、もっとひどい状態で、風雨が強くよく登れたなと思う。ただ頂上へ行ったという記録が残ったのみであった。
 今日の、唐松岳登山は、冬道の最後の日であった。翌日の下山は、開通したばかりの夏道を使って下りてきた。やはり、夏道の方が歩きやすく、尾根を巻いている格好である。
 いろいろあった唐松岳登山であったが、初めてクロユリが見られたことは一番の喜びであった。 

                                                                
1日目(7月12日) 晴れ後曇り・雨 ≪冬道≫
白馬(9:25)−<八方アルペンライン>−八方池山荘(10:00)−第2ケルン(10:45)−(11:10)八方池(11:37)−丸山ケルン(12:58)−(14:00)唐松岳頂上山荘
(山荘に荷物を置き、頂上まで往復)

2日目(7月13日) 雨 ≪今日から夏道が開通≫
山荘(7:00)−八方池(8:58)−(10:06)八方池山荘−<八方アルペンライン>−白馬

八方からゴンドラリフト「アダム」にて出発 信州北部の山
白馬乗鞍山・小蓮華山 
八方池山荘 乙妻・高妻山方面
第2ケルンへの道
天狗の尾根 八方池
不帰ノ嶮V峰 不帰ノ嶮T峰〜U峰
八方池より不帰ノ嶮 八方池より不帰ノ嶮
八方池より不帰ノ嶮 八方池より不帰ノ嶮
奥に小蓮華岳・白馬乗鞍岳 八方池と天狗尾根
最奥が鹿島槍ヶ岳 その手前が五竜岳
丸山ケルン
不帰ノ嶮T峰 不帰ノ嶮U峰(南峰と北峯)
不帰ノ嶮T峰 天狗尾根・不帰ノ嶮T峰
今日までの「夏道ルート」 天狗尾根と不帰ノ嶮T峰
今日までの「夏道ルート」
今日までの「夏道ルート」 今日までの「夏道ルート」
今日までの「夏道ルート」  山荘直前 山荘脇にある道標
山荘入り口 唐松岳山頂
雷鳥 雷鳥(ガスが出ると出てくる)
7月13日 (2日目) 天気 雨 風強し   
今日から開通した「夏道ルート」 雪渓を削り道を切り開いてくれた
夏道ルートは尾根を歩かず、雪渓をトラバースする形である
やっと、八方池まで下りてきた
土砂降りの雨の中歩く
昨日にぎわっていた八方池にも誰もいない
八方尾根を下から見る